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WordPressのプラグインの使い方・選び方

WordPressのプラグインの使い方・選び方について紹介しています。

プラグインとは

WordPressのプラグインとは、WordPressに機能を追加できる拡張プログラムのことです。
WordPressはそのままでも優れた機能を持っていますが、プラグインを使うことで、より使いやすくなったり、手軽に機能を追加することができます。
プラグインの種類は多種多様で、公式サイトに登録されてるプラグインの数は5万個以上もあります。
あまりにもたくさんありますので、どのプラグインを使ったらいいのか迷ってしまいますね。
 

プラグインでできること

プラグインでできることはとてもたくさんあり、目的に合わせた選択が可能となっています。
具体的には、SEO対策、SPAM対策、セキュリティー保護、お問い合わせフォーム、デザインのカスタマイズ、Web運営をやりやすくするためのものなど様々なプラグインがあります。

プラグインは沢山あるため、Googleなどで目的に応じたプラグインを検索し、実際に使用している方のレビューなども参考にしながら選択をしましょう。

 

WordPressにデフォルトでインストールされているプラグイン

Akismet

Akismetは、コメントを投稿できる設定にしている場合に、コメント欄に投稿されたスパム投稿を自動的に振り分けてくれるプラグインです。
コメント欄を利用する際には必須のプラグインとなります。
Akismetはプラグインを有効化しただけでは利用することはできません。
専用のアカウントを作成し、APIキーを取得して設定する必要があります。

 

Hello Dolly

Hello Dollyのプラグイン説明は、次のようになっています。

これは単なるプラグインではありません。Louis Armstrong が歌った最も有名な二つの単語「Hello, Dolly」に要約された、世代全体の希望と熱意を象徴しているのです。このプラグインを有効化すると、すべての管理画面の右上に Hello, Dolly からの歌詞がランダムに表示されます。

Hello Dollyを有効化すると以下のようにダッシュボード右上に、Hello, Dolly の歌詞がランダムに表示されるようになります。

機能は歌詞を表示するだけですので、削除しても問題のないプラグインです。
表示される歌詞は変更できますので、お気に入りの歌詞を表示させることもできます。

 

WP Multibyte Patch

英語圏で作られた WordPress を日本語環境で正しく動作させるための必須のプラグインです。
WordPressは元々英語で作られたシステムのため、日本語のひらがなや漢字などのマルチバイト文字は、文字化けをしたり、文字数が正しくカウントされなかったりなど不具合が生じる可能性があります。

WP Multibyte Patchは、日本語のマルチバイト文字を文字化けなどの不具合が起こらないようにしています。具体的には、投稿記事の抜粋表示、検索機能、マルチバイトを含むファイル名などの不具合を回避してくれますので、必ず有効化しておきましょう。

※WordPress5.0以降から WP Multibyte Patchプラグインはデフォルトプラグインから外れているみたいですので、WordPress5.0以降のインストールをした際に WP Multibyte Patch が無かったら、手動でインストールしましょう。

 

導入すると便利なプラグイン

SEO対策

Google XML Sitemaps

検索エンジン向けのXMLサイトマップを自動生成するプラグインです。
記事の公開や更新の度にサイトマップを自動生成して、検索エンジンに通知をしてくれます。
有効化したらGoogleサーチコンソールにも登録しましょう。

 

PS Auto Sitemap

こちらは検索エンジン向けではなくて、ユーザーさん向けのサイトマップを自動生成するプラグインです。
投稿記事や固定ページなど全記事を一覧として表示してくれるので便利です。

 

PubSubHubbub

Push通知を利用してGoogleの検索エンジンにリアルタイムに更新記事をインデックスさせるプラグインです。

 

Broken Link Checker

リンク切れを自動的にチェックして通知してくれるプラグインです

 

Redirection

リダイレクトを簡単に設定できるプラグインです。
301リダイレクトを設定したいときに簡単に設定できるので便利です。

 

All in One SEO Pack

これひとつでSEOの設定を総合的に行うことができます。
 

Yoast SEO

「All in One SEO Pack」と同様に人気にSEO対策のプラグインです。

 

記事作成に便利なプラグイン

TinyMCE Advanced

TinyMCE Advacedは、記事投稿をする時に使用するビジュアルエディターの機能を拡張することができるプラグインです。
見出しタグの設定やフォントサイズの変更、文字装飾、テーブル(表)を簡単に作成出来たり様々な項目が追加できます。
 

AddQuicktag

記事作成の時に良く使用するコードやタグを登録しておくと、記事を作成するときに簡単にコードを挿入することができます。
 

Table of Contents Plus

記事内に目次を自動で作成するプラグインです。
 

EWWW Image Optimizer

画像をアップロードした時に、画像を劣化させることなく自動で画像サイズを圧縮してくれるプラグインです。すでにアップロードしている画像も一括で圧縮することもできます。
位置情報なども削除することができます。
 

Imsanity

画像をアップロードした時に自動でリサイズしてくれるプラグインです。
画像のファイルサイズが大きいと、サイトの表示速度が遅くなる原因になります。
このプラグインを設定しておくと、設定している画像サイズに変更してくれます。
 

Pixabay Images

CC0やパブリックドメインの画像素材を提供しているフリー素材サイト「Pixabay」のプラグインです。
画像を検索してそのまま挿入できます。
 

Crayon Syntax Highlighter

記事の中でソースコードを綺麗に表示させるプラグインです。
 

WordPress Popular Posts

人気記事ランキングや記事の閲覧数を表示するプラグインです。
 

SNS Count Cache

SNSボタンやSNSのシェア数を取得して表示するプラグインです。
 

Category Order

カテゴリーの順番を並び替えるプラグインです。
WordPressはデフォルトの設定は、カテゴリーの表示順を変えることができないので、それを可能にします。
 

Revision Control

リビジョンの削除や保存数を設定できるプラグインです。
WordPressには投稿を編集して保存する度にデータをバックアップしていくリビジョン機能があります。そのままにしておくとデータ量は膨大な量になり、サイトの表示速度に影響を与えることにもなります。リビジョン機能を制御することでデータベースの肥大化を防ぐことができます。
 

Classic Editor

WordPress5.0からリリースされたグーテンベルク(Gutenberg)エディターから、従来のクラッシックエディター(ビジュアルエディターやテキストエディター)に戻すプラグインです。
 

サイト運営

Contact Form 7

お問い合わせフォームを簡単に作れるプラグインです。
 

Simple Local Avatars

プロフィールのアイコン(アバター)を簡単に設定できるプラグインです。
このプラグインを利用すると、Gravatarに登録しなくてもアバターに任意の画像を表示することができます。
 

Maintenance Mode

サイトをメンテナンスモードにするプラグイン。
メンテナンスモード時に表示する内容も自由に設定できます。
 

BackWPup

ワードプレスのバックアップができるプラグインです。
 

All-in-One WP Migration

ワードプレスのデータベース、メディアファイル、プラグイン、テーマなどサイト丸ごとバックアップできるプラグインです。
ワードプレスを引っ越すときに使うと便利です。
 

WP-Optimize

データベースをクリーンアップ&最適化するプラグインです。
設定していると自動で定期的にクリーンアップすることができます。
 

セキュリティ対策

SiteGuard WP Plugin

WordPressの管理画面とログイン画面を保護するためのプラグインです。
 

アフィリエイト

Amazon JS

Amazonアソシエイトを簡単に挿入できるプラグインです。
 

RINKER

Amazonアソシエイト、楽天、Yahooショッピング、もしもアフィリエイトのアフィリエイトをWordPressで簡単に行うことができるプラグインです。
 

WordPressの高速化に便利なプラグイン

WP Fastest Cache

手軽に使えるキャッシュ系プラグインです。
サイトの表示速度が遅くなった時に改善することができます。

※キャッシュ系プラグインには注意!
キャッシュ系プラグインを使う目的は、サイトの表示速度が遅いことを改善するためですので、サイトをある程度運用してからの使用となります。
作ったばかりのサイトに使用してもあまり意味はありません。
キャッシュ系プラグインを有効化した後に表示がおかしくなることがあります。
ページを更新したのに反映されなかったり、CSSを修正したのに反映されないということもあったりします。
キャッシュ系プラグインを使用するときは、そのプラグインの特徴や機能、仕組みを確認してインストールすることをおすすめします。
 

プラグインを選ぶときの注意点

WordPressのプラグインはたくさんの種類があり、どのプラグインも優れた機能を持っていて、インストールし始めると、あれもこれもとインストールしたくなってしまいます。
しかし、プラグインはたくさんインストールしてしまうと、サイトが重くなったり、プラグイン同士が干渉してエラーが起きたりすることがあります。

なので、プラグインはあまり必要でないものは、できるだけインストールしないようにして、目的に合わせて必要なものだけをインストールして使うようにしましょう。
使わなくなったプラグインは停止するだけでなく、削除するようにした方が良いです。
高速化系のプラグインを使用するときは気を付けてください。
私も以前、表示が崩れたり、画面が真っ白になってしまって、原因を探るのに苦労したことがあります。

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